5歳の娘がピアノの練習を嫌がるようになりました。
嫌がるピークは「ピアノの練習しようか」と声をかけると、泣いて嫌がりました。
そんな娘へおこなった対処法を紹介します。
ピアノの練習を嫌がる子どもへの7つの対処法
- ピアノの練習をする時間帯を決める
- ピアノの練習ともう一つの選択肢のどちらを先にするか決めさせる
- ピアノの練習は毎日するものだと伝える
- ピアノの練習がしたくないことを受け止める
- 子どものピアノを聞きたいと伝える
- 子どもより先に親がピアノの練習をする
- 練習を頑張ったことをほめる
1.ピアノの練習をする時間帯を決める
if-thenプランニングでよい習慣を身につけることを取り入れています。
幼稚園から帰ってきたらピアノの練習をするように決めています。
(if) もし、幼稚園から帰ってきたら、
(then) ピアノの練習をする。
<参考>
2.ピアノの練習ともう一つの選択肢のどちらを先にするか決めさせる
ピアノの練習を先にするか、おやつを先に食べるかなどを娘に選択させています。
おやつを先に食べる場合、「おやつを食べたらピアノの練習をしようね」と声をかけてからおやつを出しすのもポイントです。
美味しいおやつを食べることで、気分転換になるようなので、おやつを食べた後の練習もおすすめです。
お絵描きも好きなので、ピアノの練習を先にするか、お絵描きを1枚してから練習するかを選択させることもあります。
3.ピアノの練習は毎日するものだと伝える
「どうして毎日ピアノの練習をしないといけないの!?」と泣きながら訴えられました。
「毎日ピアノの練習をしたら、ピアノがもっと上手になるんだよ」と伝えたり、「本に『毎日練習をしましょう』って書いてあるよ」と言って本を見せたりしました。
娘が使っている楽譜「ドレミランド幼児版」にはおやくそくとして「まいにち れんしゅうを しましょう」と書かれています。
優しく落ち着いた声で伝えるのもポイントです。
4.ピアノの練習がしたくないことを受け止める
娘がピアノの練習をしたくないと言い出した原因は、発表会のために少し難しい曲を練習することになったことが原因でした。
「〇〇の曲は難しいよね。なかなか上手に弾けなくて嫌だよね。」
「でも、娘ちゃんは前より上手になってきているよ。毎日練習頑張ったら、もっともっと上手に弾けるようになるよ。」
イヤイヤ泣き叫んでいるときは、練習が嫌だという気持ちを一度受け入れ、泣きたいだけ泣かせた後、落ち着いてきてから励ましました。
5.子どものピアノを聞きたいと伝える
「お母さんは娘ちゃんのピアノを聞くのが好きだよ。」
「お母さんは娘ちゃんのピアノ聞きたいな。」
とアイメッセージで伝えました。
ユー(You)メッセージではなく、アイ(I)メッセージを使うことで、やわらかい表現で気持ちを伝えるようにしました。
6.子どもより先に親がピアノの練習をする
娘がなかなか練習を始めないと、「じゃあ、お母さんが先に練習しようかな」と言ってピアノの椅子に座りました。
ピアノの椅子に座っただけで。「ダメっ」と言って娘が練習を始めたこともありましたし、私が弾き終わって「次、娘ちゃんどうぞ」と言うとピアノの練習を始めてくれます。
これは泣き叫んでいる時には効きませんが、少し落ち着いてきた頃だとよく効きました。
7.練習を頑張ったことをほめる
ピアノの練習が終わったら、「ピアノの練習頑張ったね」とその努力をほめました。
努力をほめることで、もっと努力しようという気持ちを育みます。
ピアノの練習を嫌がる子どもに
私はこの7つの対処法をやり続け、娘は練習は嫌だと言いつつも、比較的スムーズに練習をしてくれるようになりました。
曲が上手に弾けるようになってきたのもあるかもしれませんが、この壁を乗り越えたことで、「ピアノの練習をがんばったらピアノを弾くのが上手になる」というのを娘が体感できていてくれていたら嬉しく思います。