YouTubeで、山崎元さんおすすめの晩年期の資産取り崩し方が紹介されていました。
山崎元さんの晩年期の資産取り崩しの考え方
おすすめの晩年期の資産取り崩し方
山崎元さんおすすめの、晩年期の資産取り崩し方は下記のとおりです。
1年間取崩額=(資産時価-最晩年想定資産額)/想定余命年数
年金を受給していて所得がない晩年期を想定しており、1年間取崩額は年に一度計算し直します。
最晩年想定資産額とは、介護施設入所費用や遺産として残す金額です。
1年間取崩額は、一年分の額を取り崩して普通預金に移して生活費に使います。
コストが安いし、分配型の商品は不要とのことです。
なお、資産時価はリスク資産(インデックスファンド)と無リスク資産(預金、個人向け国債)の合計です。
晩年期のリスク資産の運用は、債券に切り替える必要はなく、山崎元さん推奨の外国株式インデックスファンド6割、国内株式インデックスファンド4割の運用のままでいいそうです。
晩年期の資産取り崩し方の悪い例
晩年期の資産取り崩し法の悪い例として次の3つを上げられています。
- プラスの運用利回り(例えば3%)をあてにして取り崩す
- 余命を短めに想定する
- 分配型の投資信託を使う(毎月分配型、奇数月分配型など)
プラスの運用利回り(例えば3%)をあてにして取り崩す
個人は運用の失敗をカバーして貰えない
余命を短めに想定する
平均よりも長生きする可能性はある
分配型の投資信託を使う(毎月分配型、奇数月分配型など)
手数料を考えただけでも愚か
山崎元さんの晩年期の資産取り崩しの考え方を聞いて
若い時も、年を取ってからも、投資手法は変える必要がないと言ってもらえて安心しました。
プラスの運用利回りをあてにせず、利益が出てからそれを取り崩し額に反映していく方が良いとの考え方を知り、4%ルールでの取崩しを想定していたのを考え直そうと思いました。