慶應義塾大学医学部小児科教授の高橋孝雄さんの著書「小児科医の僕が伝えたい最高の子育て」にお酒に強いか弱いかは、血液型のように遺伝で決まると書かれていました。
悪酔いや二日酔いの原因となるアルコールからできるアセトアルデヒドを分解する゛アセトアルデヒド脱水素酵素゛の力が強いか、中くらいか、弱いかで、その人が飲んで気持ちよく酔える量が決まり、それを決めているのが親から受け継いだ一対の遺伝子だそうです。
<お酒に強い弱い 6つの遺伝パターン>
①親 AA強い-AA強い
↓
子 強いAA
②
親 aa弱い-aa弱い
↓
子 aa弱い
③
親 Aa普通-Aa普通
↓
子 AA強い
Aa普通
aA普通
aa弱い
④
親 AA強い-aa弱い
↓
子 Aa普通
⑤
親 AA強い-Aa普通
↓
子 AA強い
Aa普通
⑥
親 aa弱い-Aa普通
↓
子 aA普通
aa弱い
この遺伝子パターンでよくあるのがAa、中くらいの強さだそうです。
このほどほどの人どうしが結婚した場合、考えられる組み合わせは「AA」「Aa」「aA」「aa」の4通りで、酒豪が生まれる確率は25%、中くらいは50%、下戸は25%となるそうです。
私と夫は普通と弱いなので、娘は普通か弱いのどちらかになるようです。