健康診断 血液検査B判定の落とし穴

「健康カプセル!ゲンキの時間」で健康診断の血液検査の結果を見て、B判定でも健康リスクを知る方法が紹介されていました。

検査の結果の判定は下記のようになっており、項目にも寄りますが、C判定からが保健指導などが入ってくるそうです。

A 異常なし
B 所見はあるが日常生活に支障なし
C 経過観察・生活改善が必要
D 要精密検査
E 要治療

1.コレステロール値から見る動脈硬化のリスク

「LDLコレステロール/HDLコレステロール」が2.5を越えていると動脈硬化が進行している可能性が高いそうです。

2.5が判断の目安になりますが、3.0以上は要注意、1.5を下回っていたら健康。

(例)

項目 値(mg/dl) 基準値 判定
LDLコレステロール 150 140未満 B
HDLコレステロール 50 40以上 A

この結果を計算式に当てはめると

150/50=3

この例ではB判定でも動脈硬化が進行している可能性が高いという結果になりました。

2.怖いB判定の組み合わせ

血圧B判定 + 脂質(LDL or HDL or 中性脂肪)B判定=動脈硬化

血圧B判定 + 血糖値B判定=狭心症・脳血管障害

血圧B判定 + 心肥大B判定=心不全

血圧B判定 + 肝機能B判定=脂肪肝

血糖値B判定 + 肝機能B判定=糖尿病の危険大

LDLコレステロールB判定 + 中性脂肪B判定=動脈硬化が進行

家族の健康を守るためにも、今後は健康診断の結果がAやBでも、健康リスクが潜んでいないかしっかりチェックしたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました