YouTubeで人気の両@リベ大学長の著書「お金の大学」を読みました。
「お金の大学」とは
YouTubeで人気の両@リベ大学長が「自由な生活を手に入れるためにはどうすればいいか」をより多くの人に伝えるために書かれた本です。
本書では、一生お金に困らない5つの力として、「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」力が紹介されています。
筆者のメッセージ
「お金なくして自由なし!」
これが、資本主義社会のリアルです。
今日が、人生で一番若い日です。
おかねについて、僕と一緒に楽しく学んでいきましょう!
「お金の大学」から学んだこと
人生を豊かにする!お金にまつわる5つの力
- 貯める 支出を減らす力
- 稼ぐ 収入を増やす力(給与所得・事業所得)
- 増やす 資産を増やす力(不動産所得・利子&配当)
- 守る 資産を減らさない力
- 使う 人生を豊かにすることにお金を使う力
お金を「貯める」力
固定費を見直そう。
<人生の6大固定費>
- 通信費
- 光熱費
- 保険
- 家
- 車
- 税金
通信費
スマホは格安SIMに変える。
光熱費
電力会社を乗り換える。
保険
起きる可能性は低いけど、現実に起きてしまったら損失が大きいトラブルには保険で備えておく必要がある。
損失が小さいものには貯金で備えるべき。
確率低 | 確率高 | |
---|---|---|
確率小 | 貯金で備える | 貯金で備える |
確率大 | 保険で備える | 近寄らない |
社会保障が7つのリスクをカバーしてくれる
- 病気・ケガのリスク
- 障害リスク
- 死亡リスク
- 失業リスク
- 老後リスク
- 介護リスク
- 出産費用のリスク
必要な民間保険は3つだけ
- 火災保険
- 対人対物(無制限)の損害保険 ※車・自転車持ちのみ
- 掛け捨ての死亡保障 ※自分が亡くなったら、生活に困る家族がいる場合のみ
家
家を買うなら、リセールバリュー(いくらで売れるか)を考えよう。
リセールバリューの高い家は
- 売ってよし(売却益が出る)
- 持ってよし(自分が住み続けても、住宅の価値が下がらない)
- 貸してよし(ローン返済額や住宅維持費以上の家賃収入が入る)
<リセールバリューが高くなる家の例>
- 一等地(都心・駅近)
- 人気エリア(住みたい街ランキングで上位)
- 住環境が良い(日当たりが良い、閑静、有名な公立学校が近くにある)
- 人口増加地域・・・etc
<リセールバリューが低くなる家の例>
- 残念な立地(田舎・駅遠)
- 不人気エリア(住みたい街ランキングなどで話題にならない)
- 住環境が良い(日当たりが悪い、騒音、近くの公立学校が荒れている)
- 人口減少地域・・・etc
リセールバリューが高い家を選べない人は、賃貸に安く賢く住もう
賃貸物件を安く借りるために下記の項目は交渉する
- 仲介手数料
- 家賃・共益費
- 火災保険
- 害虫駆除・室内消毒
※業者指定の火災保険は、ぼったくりの可能性大
車
車は買うな!買うなら中古!
車を所有すると障害で約4000万円かかる。
できるだけ車を持たない努力をしよう。
それでも車が必要な人は、リセールの良い車を一括で買おう。
自動車保険を見直そう。
必要な保険は対人対物のみ!車両保険は外す。
税
サラリーマンも税金を減らせる「控除」を活用しよう。
ふるさと納税をしよう。
医療費控除を申請しよう。
副業を始めて節税しよう。
お金を「稼ぐ」力
転職を活用して給与所得を増やそう。
副業で稼ぐ力を育てよう。
<おすすめの副業8選>
- せどり
- プログラミング
- ウェブデザイン
- 動画編集
- ハンドメイド
- アフィリエイトブログ
- YouTube
- デジタルコンテンツ販売
<やってはいけない副業>
- アルバイト
- ネットワークビジネス
- 副業としての投資
- ノウハウも身につかず未来に単価も上がらない仕事(単純作業)
お金を「増やす」力
貯蓄を投資に回して資産運用しよう。
投資を始める前に生活防衛資金を確保しよう
必要な生活防衛資金は、会社員なら生活費6カ月分、自営業なら1年分。
インデックスファンドに投資しよう
投資信託が初心者におすすめな理由
- プロ(運用会社)が運用してくれる
- 透明性が高い
- 少額から購入できる
- 分散投資でリスクヘッジできる
インデックスファンドをすすめる理由
- 小額から幅広い分散投資ができる(リスクを下げられる)
- 圧倒的に低コスト(運用手数料が安い)
- 大半のアクティブファンドに勝てる
ドルコスト平均法で定期的に積み立てよう
一度に買うんじゃなくて、時期を分散させて買うこと。
「月5万円ずつ」というように毎月定額で買う方法が一般的。
初心者にはつみたてNISAがおすすめ
つみたてNISAをおすすめする理由は2つ。
- 運用期間が長く、長期投資に向いている
- 金融庁がぼったくり小尾品を除外してくれている
インデックスファンドの取り崩し方法
インデックスファンドの2つの取り崩し戦略
- 引退時の資産残高×4%を、定額で取り崩し続ける
- 毎年の資産残高×4%を、定率で取り崩し続ける
増配・高配当株に投資しよう
実践すると、配当金収入が増やせる
<メリット>
- 完全にほったらかしで配当金がもらえる
- 株価よりも配当金の方が安定しやすく、いくらの収入が得られるか予測しやすい
- 株価の下落局面でも現金収入が得られるため、心理的に長期投資がしやすい
- 一定規模の配当金が得られるようになると、人生の保険として機能する(例:老後に年金の足しになる)
<デメリット>
- 高配当の企業は成熟企業が多く、事業の成長性が低いことが多い(株価の成長が見込みづらい)
- 配当金が支払われるたびに税金が課税されるため、リターンに悪影響がある
- 配当金利回りの高さは、リスクの高さと連動しており、一寸先は闇なことも・・・
- 業績が悪化すると配当金が減ったり(減配)、なくなったりする(無配)
不動産に投資しよう
実践すると、不動産収入が増やせる。
<メリット>
- 銀行からお金を借りることができる
- 安定している
- インフレに強い
- 仕組化できる(外注化できる)
- 経費が増える
- 資格が不要
<デメリット>
- 流動性が低い
- 株式投資に比べて多少手間がかかる
- 投資資金500万円~とまとまったお金が必要
- 空室の可能性や、価値が下がる可能性がある
お金を「守る」力
形成した資産を守ろう。
守る力がないと、下記のようなことが起きる。
- 詐欺・ぼったくりで資産を失う
- 浪費で資産を失う
- 被災・盗難等で資産を失う
- インフレで資産を失う
お金を「使う」力
人生を豊かにすることにお金を使おう。
<良いお金の使い方>
- 寄付・プレゼントにお金を使う
- 豊かな浪費にお金を使う
- 自己投資にお金を使う
- お金で時間を買う
「お金の大学」を読んで
筆者の「今日が、人生で一番若い日です。」という言葉が大好きです。
「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」の5つの力をバランス良く身につけたいと思いました。
増やす力では、高配当株や不動産投資はちょっとハードルが高いので、インデックスファンドをドルコスト平均法で積立、引退後は毎年の資産残高×4%を、定率で取り崩し続ける方法をとりたいと思います。
使う力では、「私はこれが好き!」と心の底から思えるものにお金を使おうと強く思いました。
将来、娘の金銭教育の教科書としても使いたいと思います。