おはじきを使って数の分解と合成を学ぶ

5歳の娘が足し算の勉強を始めました。

指で数えて足し算をしていましたが、指折り数えることの限界を感じました。

そこで、いくつといくつでその数字になるのかを覚えさせたいと思いました。

受講しているポピーでも、来月号となる9月号では「いくつといくつ(5)」、10月号では「いくつといくつ(6・7)」、11月号では「いくつといくつ(8・9)」、12月号では「いくつといくつ(10)」を学ぶ予定です。

数の分解と合成

まず、おはじきで2、3、4、5の分解と合成をするところから始めました。

<2の分解と合成>

  1. おはじきを2つ用意し、「2は何と何に分けられる?」と質問する。
  2. 娘はおはじきを1つずつに分け、「1と1に分けられる」と答える。
  3. 分かれたおはじきを指さしながら、「1+1は?」と質問して、おはじきを2つ合わせる。
  4. 娘は「2」と答える。

<3の分解と合成>

  1. おはじきを3つ用意し、「3は何と何に分けられる?」と質問する。
  2. 娘はおはじきを1つと2つに分け、「1と2に分けられる」と答える。
  3. 分かれたおはじきを指さしながら、「1+2は?」と質問する。
  4. 娘は分かれたおはじきを合わせて、「3」と答える

<4の分解と合成>

  1. おはじきを4つ用意し、「4は何と何に分けられる?」と質問する。
  2. 娘はおはじきを1つと3つに分け、「1と3に分けられる」と答える。
  3. 「他には4は何と何に分けられる?」と質問をする。
  4. 娘はおはじきを2つずつに分け、「2と2に分けられる」と答える。
  5. 分かれたおはじきを指さしながら、「2+2は?」と質問する。
  6. 娘は分かれたおはじきを合わせて、「4」と答える
  7. おはじきを1つと3つに分け、「1+3は?」と質問する。
  8. 娘は分かれたおはじきを合わせて、「4」と答える

<5の分解と合成>

  1. おはじきを5つ用意し、「5は何と何に分けられる?」と質問する。
  2. 娘はおはじきを1つと4つに分け、「1と4に分けられる」と答える。
  3. 「他には5は何と何に分けられる?」と質問をする。
  4. 娘はおはじきを2つと3つに分け、「2と3に分けられる」と答える。
  5. 分かれたおはじきを指さしながら、「2+3は?」と質問する。
  6. 娘は分かれたおはじきを合わせて、「5」と答える
  7. おはじきを1つと3つに分け、「1+4は?」と質問する。
  8. 娘は分かれたおはじきを合わせて、「5」と答える

数の分解と足し算

慣れてくると、数の分解と足し算をするようになりました。

<2の分解>

  1. おはじきを2つ用意し、「2は何と何に分けられる?」と質問する。
  2. 娘はおはじきを1つずつに分け、「1と1に分けられる」と答える。

<3の分解>

  1. おはじきを3つ用意し、「3は何と何に分けられる?」と質問する。
  2. 娘はおはじきを1つと2つに分け、「1と2に分けられる」と答える。

<4の分解>

  1. おはじきを4つ用意し、「4は何と何に分けられる?」と質問する。
  2. 娘はおはじきを1つと3つに分け、「1と3に分けられる」と答える。
  3. 「他には4は何と何に分けられる?」と質問をする。
  4. 娘はおはじきを2つずつに分け、「2と2に分けられる」と答える。

<5の分解>

  1. おはじきを5つ用意し、「5は何と何に分けられる?」と質問する。
  2. 娘はおはじきを1つと4つに分け、「1と4に分けられる」と答える。
  3. 「他には5は何と何に分けられる?」と質問をする。
  4. 娘はおはじきを2つと3つに分け、「2と3に分けられる」と答える。

<足し算>

おはじきを使った数の分解を終えると、次のような足し算の問題を出します。

はじめは紙に書いていましたが、慣れてくると暗算で問題を出しました。

1+1=

1+2=

1+3=

1+4=

2+1=

2+2=

2+3=

3+2=

おはじきを使った数の分解と合成を教えてみて

おはじきを使うことで、視覚的に分解と合成を教えることができています。

現在は2~6の数の分解と足し算を学んでいますが、指を使って計算をすることはなくなり、暗算で足し算ができています。

数の分解と合成を身につけるには時間がかかるので、完全に習得できるまでゆっくり続けようと思います。

おはじきでの数の分解と合成は10までをゴールに考えています。

あまり急ぎすぎると娘の負担になってしまうので、焦りすぎず、そしてほめることを忘れずに続けていきたいと思います。

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