塩は「工程」で選ぶ
塩は工程で3種に分けられる
- 精製塩
- 再製塩
- 天然塩
精製塩について
精製塩の工程は
- イオン(交換)膜
- 立釜
と記載がある。
イオン交換膜を利用して短時間で濃い塩水を作り、立釜で煮詰めて結晶を作る製造法。
【メリット】
短時間でたくさんのお塩ができる
→値段が安い
【デメリット】
ナトリウム以外のミネラルが取り除かれている
→ナトリウム過剰になりやすい
再製塩について
海外からお塩を輸入してきて水や海水に溶かして砂などの不純物を取り除き、濃い塩水を作り立釜や平釜で結晶を作る製造方法。
再製塩の工程には
- 溶解
と記載がある。
再製塩には、立釜を使ってミネラルを取り除いているものもあれば、平釜を使ってミネラルを残しているものもあるので、同じ再製塩でも製造工程によってミネラル含有量が異なる。
再製塩を使うなら
- 溶解
- 平釜
のものがオススメ。
平釜はフタも何もない大きな釜で、その中でじっくり煮詰めていく製法。
立釜よりも結晶を作るのに時間がかかるため、いっぺんにたくさん作ることができない。
→立釜の塩よりも高価格
【メリット】
精製塩(立釜)よりも多くのミネラルが含まれている。
天然塩よりもお値打ち。
天然塩について
天然塩の工程は
- 天日
- 平釜
と記載がある。
※両方書かれていたり、「天日」だけのものもある。
天日は風や太陽など天然の力を使って、じっくりじっくり海水を蒸発させて作る製法
→めちゃくちゃ時間がかかる
【メリット】
しっかりミネラルが含まれている(ものによってはサプリメント級)
【デメリット】
大量生産できないので高価格
岩塩と海水塩
海水塩と岩塩を比較すると、ミネラル含有量が海水塩の方が多いことがほとんど。
オススメの塩
あこさんのオススメのお塩も紹介されていました。
再製塩
溶解・平釜
天然塩
天日・平釜
塩の選び方を知って
あこさんは、再製塩(溶解・平釜)はお野菜をゆでる時やパスタをゆでる時に使っているそうですが、わが家ではコスパのいい再製塩(溶解・平釜)を採用することにしました。
あこさんのオススメの「シママース」を買いました。
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<シママースの製造方法>
<シママースの栄養成分表示>
<今まで使っていたお塩(立釜)の栄養成分表示>
今まで使っていたお塩の塩分相当量は98.1gなのに対し、シママースは93.2gなので、減塩効果とミネラルの摂取効果が期待できます。
天然塩は高いのでちょっと手が出ませんでしたが、少しずつ食生活を改善していきたいと思います。
あこさんのYoutubeの動画では、他にもためになる情報が紹介されていたので、動画も是非ご覧になってください。