幼児食と大人用の食事を別々に作るのは大変です。
カレーを2種類作るのがめんどくさくて、娘にはレトルトのアンパンマンカレーをあげていましたが、娘が2歳になった頃からイヤだと食べなくなってしまいました。
ルーを2種類使うのも面倒なので、大人用のカレーを取り分ける方法を考えました。
大人はこくまろの中辛を食べていたのですが、夫と話し合って、こくまろの甘口にしてもらいました。
最初はバーモントカレーを提案したのですが、バーモントカレーは却下され、こくまろの甘口になりました。
<基本のカレーの取り分け方>
- 肉や野菜を1.5~2倍に増量する。
- 水を70~100cc程度多めに入れる。※お好みで煮汁の量は調整してください。牛乳を加えてもOK。
- ルーを入れる直前に野菜と50~80cc程度の煮汁を取り分ける。
- 取り分けた野菜と煮汁をブレンダ―やミキサーにかけてペースト状にし、カレーのようなとろみをつける。
- 鍋にルーを溶かし入れ、大人用のカレーを作る。
- 大人用のカレーから具を取って野菜ペーストに加え、最後にルーで味を調整する。
※肉はペースト状にせず、最後に完成した大人用のカレーから取り分ける。
野菜を取り分ける時に煮汁も一緒にすくってしまったりするので、結構目分量です。
野菜は甘みの出る玉ねぎを多めに取り分けてあげると食べやすくなります。
娘はニンジン大好きなので、ニンジンも多めにしていますが。
⑥で取り分ける時は、肉や野菜を汁を切っていれると程よくルーの味が付きます。
具を取り分けたあとに、味を濃くしたい場合はルーを加えて調整してください。
この方法だと4つのメリットがあります。
- ルーを1種類しか買わなくていい。
- 子どもが野菜をたくさん食べることができる。
- 年齢の違う幼児食の子どもがいても、それぞれの子どもの辛さに調整しやすい。
- 冷凍保存もできる。
私は固形のじゃがいも以外を製氷皿に入れて冷凍しています。
固形のじゃがいもは冷凍すると触感が変わるので注意してください。
ペーストの中にじゃがいもも入っているので、じゃがいもの栄養も摂れますよ。
<カレーを食べやすくするアレンジ>
- 水ではなく出汁を使うと、ルーを少なくしたい低年齢の子どもの場合でもうまみが増し美味しくなる。
- 牛乳を加えるとマイルドになってより子どもが食べやすくなる。
- 鶏むね肉を使う場合、70g程度のヨーグルトに一晩漬けておくと、お肉が柔らかくなる。
娘はもうすぐ3歳ですが、お玉でルーを切って具を入れたくらいの味でほぼ大丈夫です。
カレーを作るときは娘に味見をしてもらいますが、娘も味見が楽しいみたいです。
ブレンダ―やミキサーをお持ちの場合は試してみてください。