学び効率が最大化するインプット大全

精神科医である樺沢紫苑さんの著書「学び効率が最大化するインプット大全」を読みました。


「学び効率が最大化するインプット大全」とは

精神科医である樺沢紫苑さんが何万時間を超える経験・検証をもとに確立した、圧倒的に結果が出る「アウトプット力を高めるためのインプット術」を紹介した本です。


筆者が伝えたいメッセージ

ひとりでも多くの人に、「インプット」を今一度見直し、「アウトプット」で自己成長してほしい。

「学び効率が最大化するインプット大全」から学んだこと

感想を前提に読む

本を読んだ後に、感想を書くようにすると、ものすごく深く読めるようになる。「深読」のための格好のトレーニングが読書感想を書くということ。

感想前提読書術の具体的方法
  1. 重要と思ったら、すぐにアンダーラインを引く
  2. あとから読み直したい、引用したいところに付箋を貼る
  3. 気づき、派生するアイデアなど、何でも書き込みをする
  4. その本の「ベスト名言」を選ぶ
  5. その本の「最大の気付き」を書く
  6. 今日から実践したい「最大のTODO」を書く
  7. 本を読んだら、短文でもいいので必ず感想を書く

音楽を聴くなら「勉強中」より「勉強前」に

「勉強をする時に音楽をかけると、著しく効率が下がる」という研究結果が多数出ている。

一方、仕事や勉強の開始前に、テンポの速い曲や自分の好きな曲を聴いてテンションを上げるのは、短期記憶を向上させるなど脳科学的に効果がある。

つまり、勉強開始10~15分前に好きな曲、テンポの速い曲を聴き、音楽を止めて静かな環境で勉強するとよい。

すると、短期記憶が向上し、集中力もアップする。


「作業」「運動」をする時に音楽を聴くと絶大な効果

音楽の効果はプラスに働くものとマイナスに働くものがある

音楽の効果がプラスに働くもの(はかどるもの)
  • 作業
  • 運動
  • 気分
音楽の効果がマイナスに働くもの(邪魔になるもの)
  • 勉強
  • 記憶
  • 読書

単純作業の仕事の時は、アップテンポの曲をかけて早く乗り切ろう。


2週間に3回以上のインプットで記憶が定着

情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶に残りやすくなる。これが脳の記憶の法則であるが、その真意は「脳は何度も使われる情報を”重要な情報”と判断して記憶に残す」ということ。つまり、必ずしもアウトプットでなくても、反復するインプットでも記憶に残りやすくなる。

復習は重要

2週間に3回以上のアウトプット(書く・話す) → 圧倒的に記憶に残る

2週間に3回以上のインプット(読む・見る・思い出す) → ある程度記憶に残る

2週間何もしない → ほとんど忘れる


「週2時間以上の運動」で記憶力アップ

運動すれば記憶力が良くなる。

記憶力に限らず、集中力、選択的注意力、実行機能、読解力、運動機能、ワーキングメモリ(作業記憶)、創造力、発想力、モチベーション、学力(学校の成績)、IQ(知能指数)、意欲、ストレス耐性など、多くの脳機能尾を向上させることがわかっている。

記憶力が良くなる具体的な運動法
運動の種類

ウォーキング、ランニング、ジョギング、自転車こぎ、水泳、エアロビクスなどの「有酸素運動」。

運動の時間

週に合計2時間以上の有酸素運動。

1回45~60分以上の運動を週に数回行うと、脳トレ効果が得られる。まとまった運動時間がとれない場合、1日15分ずつの運動でも、「週2時間以上」行っていれば、ある程度の効果は出る。

継続期間

たった1回の運動を10分行っただけで記憶力はアップするが、それは長く持続しない。

運動を1~2カ月継続することで、記憶力増強効果が維持される。

運動強度

運動強度は、中強度(心臓がドキドキしてちょっとくるしいくらい)が推奨。

おしゃべりしながらウォーキングマシンのスピードをアップしていき、普通におしゃべりできなくなる速度が「中強度」の運動

簡単な運動よりも複雑な運動

同じ運動をしていても「単純な運動」は脳トレ効果が低くなる。「脳を使いながら運動する」ことで、脳トレ効果が高くなる。

ランニングマシンで走るよりも、屋外を走る。次々と動きが変わるエアロビクス、臨機応変な対応と変化が必要な武術なども、脳トレ効果が高い。


記憶力が良くなる運動法は、中強度の有酸素運動を週2時間以上、複雑な運動ほど、継続するほど効果は大きい。


運動しながらインプット

テレビを見ながら、音楽を聴きながらなど、「ながら」は勉強や仕事の効率を下げるが、ひとつだけやってもよいのが、「運動しながら」のインプット、アウトプット。

何かを記憶する場合は「運動中」が効果的。

アイデアを出す際も、考えが煮詰まったときには、散歩に出かけよう。散歩から帰ってくるときには、いいアイデアがひらめいているはず。

運動によって脳が活性化する。「運動しながらする」だけで記憶力、集中力、創造性を簡単にアップさせることができる。


「学び効率が最大化するインプット大全」を読んで

私が活かせることもたくさん書いてありましたが、育児に活かせることも得ることができました。

子供には週2時間以上外遊びをさせて、記憶力をアップさせてあげたいです。歩いて登園するとき時に、一緒に九九の歌を歌うのもいいですね。お勉強の前には好きな音楽を流してあげようと思います。

効率の良いインプット法を学べる1冊でした。