ペアレントトレーニングのやり方

CHANTO3月号で、非認知能力の土台となる自己肯定感の作り方として、ペアレントトレーニングの方法が紹介されていました。



ペアレントトレーニングは親子関係をよりよくするためのプログラムで、人を信頼できるようになるというメリットもあるそうです。


子どもの行動を見つめ直し、適切な対応をすることで、親子関係をよくするための手法です。好ましくない行動を叱るばかりでなく、好ましい行動をほめていくことで、子どもの自己肯定感を高めることができます。



ペアレントトレーニングのやり方

  1. 子どもの行動を3つに分類する
  2. 好ましい王道に対して肯定的に注目する
  3. 好ましくない行動に対して、否定的な注目はせず、待って、ほめる
  4. 穏やかに近づいて、静かな声で指示を出す
  5. 危険な行動に対して制限をする


1.子どもの行動を3つに分類する

親はつい、子どもの好ましくない行動にばかり目を向けて叱りがち。本当にその行動が叱るべきものなのか一度見直してみよう。子どもの実際の様子を具体的に見える、聴こえる行動としてとらえ、それらの行動を「好ましい行動」「好ましくない行動」「人や物を傷つける危険な行動」に分けてみると、叱る必要はないことに気づくかもしれない。


  • 好ましい行動:増やしたい、続けて欲しい行動
  • 好ましくない行動:やめて欲しいが危険ではない
  • 危険な行動

「好ましくない行動」と思っていても、観察すると好ましい行動と好ましくない行動が混在していることに気づける。例えば、「食事中に歩きまわってばかりいる」場合も「最初の3分は座っていられた」など。



2.好ましい行動に対して肯定的に注目する

子どもは肯定的に注目してもらえると、自分が認められていると感じ、好ましい行動が増える。好ましい行動が始まったら早めに子どもに近づき、視線を合わせてほめよう。完璧でなくても25%でOKとし、「~してえらいね」と具体的な行動を言葉にしてほめる。「ありがとう」「嬉しいよ」の言葉も子どもの力になる。



例えば、「宿題しよう」と声をかけた時、「やればいいんでしょ!」と文句を言ったとしても、「宿題大変なのに頑張ってえらいね」と送り出し、少しでも始めたら「よくやっているね」と良い行動に注目しよう。



3.好ましくない行動に対して、否定的な注目はせず、待って、ほめる。

激しく叱っていると、恐怖だけが先に立ち、必要な指示が入らないことも多い。好ましくない行動が見られたら、気づかないふりをしてやめるのを待ち、少しでも好ましい行動に切り替わったところで、すかさずほめよう。このやり方なら衝突せず、子どもがするべき行動を理解し、自分で好ましい行動ができたと自信も持てる。



例えば、宿題をはじめる時に文句を言われると腹が立つが、「文句を言わないの!」と怒れば、子どものやる気をそぐことにも。大人も水を飲んだり雑誌を読んだりなど怒りをまぎらわせて、子どもの好ましい行動につなげよう。



4.穏やかに近づいて、静かな声で指示を出す

子どもはどんな行動が好ましいのかわかっていないことも多いため、子どもができそうな指示をすることも必要。指示は指図や命令ではなく、その子か成功できるチャンスを作るもの。うまく伝えるには、近くから、穏やかに、静かな声で話すこと。また「片づけて」より「床の本を本棚にしまって」など具体的に伝えるのもポイント。



例えば、家事をしながら「ゲームやめて!」と叫ぶよりも、そっと近づいて、目を見ながら「~ちゃん、ゲームやめよう」と伝える。「5分経ったらやめてね」と予告しても。やめたらほめ、「やめたらいいことがあった」と感じさせよう。



5.危険な行動に対して制限をする

うまく自分の行動をコントロールできない子どもには、危険な行動がとりにくいよう、親が環境を整えることも大切。それだけで危険な行動がなくなることも多い。指示を繰り返したり、環境を整えたりしても難しい場合は、やめて欲しい行動と罰を言い、やめられたらほめ、やめられなかったら罰を与える。



例えば、積み木を窓にぶつけるなら、窓から遠い場所で遊ばせる。難しいなら「積み木を10分預かるよ」と罰を出し、やめたらほめ、やめなければ預かる。罰は子どもに好ましい行動を促すもの。「1カ月禁止」など長すぎるものは避ける。





この記事を読んで

好ましくない行動に対して、否定的な注目はせず、待って、ほめるというのは、親の怒りのコントロールが必要ですね。


「ドリルしよう」とか「ピアノの練習しよう」と誘って「え~!」と不満そうに言われると、カチンときてしまいますが、そこはスルーして、ドリルやピアノの練習をはじめたらほめてあげようと思います。


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2020年4月9日 カテゴリ:[育児, 読書感想・書評]

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