ピアノを習うメリットと電子ピアノの選び方

黒河好子さんの著書「だからピアノを習いなさい」を読みました。

ピアノを習うメリット

こちらの本でも、ピアノを習うと頭が良くなると書かれていました。

ピアノを正しく弾く訓練を続けると、左右の大脳をつなぐ脳梁と呼ばれる部分が太くなり、左右の脳のバランスが良くなります。小脳も大きくなり、運動機能や知的機能、感覚機能までもアップします。さらに、脳の記憶や学習能力を司る海馬と呼ばれる部分も発達するとも言われています。ピアノを習うことは、脳機能をまんべんなく使うため、脳の各機能を育てていくことができるのです。

またピアノを弾くことは、音やニュアンスを聞き分けるトレーニングにもなります。ピアノを長く習っている子は、外国語の発音や理解力も優れていることも研究でわかっています。

さらに筆者はピアノを習うと下記の力が身につくと言います。

  • 記憶力(暗譜力)
  • 忍耐力
  • 判断力(決断力)
  • 表現力
  • 精神力
  • 集中力
  • 注意力
  • 理解力
  • 持続力
  • 体力
  • 思考力
  • 想像力
  • 応用力

ピアノを習うことには様々なメリットがあるようです。

この本で著者は「ピアノを正しく弾く訓練を続ける」ことを前提としており、独学ではなくピアノを習いに行かせることにしてよかったと思います。

電子ピアノの選び方

しかし、著者は環境が許すのなら電子ピアノよりもアコースティックピアノ、そしてできればグランドピアノを選ぶべきだと考えています。

残念ながら我が家では環境面でも金銭的な問題からも電子ピアノしか買うことができません。

タッチでの音色調節に関する記述で、下記のように書いてありました。

例えば、アコースティックピアノでは音が抜けてしまようなタッチでも、電子ピアノでは音が出てしまいます。

我が家ではできるだけお金をかけない育児を目標としており、電子ピアノも安いのでいいと考えていました。

当初は10万円程度のYAMAHAの「YDP-164」を買おうと思っていましたが、こちらは誰が弾いてもキレイに弾けてしまうピアノだそうです。

アコースティックピアノでは音が抜けてしまうようなタッチでも、こちらの電子ピアノではキレイに音が出てしまいます。

ヤマハ | YDP-164 – ARIUS(アリウス) – 概要

電子ピアノは値段が高くなればなるほど本物のピアノに近づくようで、「鍵盤」「音源」「スピーカー」が重要になってくるそうです。

20万円前後がこれからレッスンを始める人にいちばん売れ筋のようで、25万円前後がすでにある程度弾ける方やワンステップ上を目指す方には必須のライン、30万円以上は限りなくアコースティックピアノに近づくそうです。

参考:【電子ピアノ】20万円前後で選ぶ!価格帯別おすすめ人気機種ランキング!【2018最新比較】 – セブンパークアリオ柏店 店舗情報-島村楽器

我が家では、20万円前後を購入予定で、YAMAHAの「CLP-645」とRolandの「HP704」で悩みました。

ヤマハ | CLP-645 – Clavinova(クラビノーバ) – 概要
Roland – HP700 Series | Digital Piano

本来YAMAHA好きだったのですが、楽器屋さんで店員さんに弾き比べてもらって、アコースティックピアノでは音が抜けてしまうようなタッチでも、YAMAHAの「CLP-645」ではキレイに音が出てしまったのに対し、Rolandの「HP704」は音が聞こえにくかったことなどから、「HP704」を選びました。

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