本多静六さんの著書「私の財産告白」を読みました。
本多静六さんは独自の蓄財投資法と生活哲学を実践して、莫大な富を築いた方です。
本多静六さんの富のベースとなる「本多式四分の一貯金法」を紹介します。
「本多式四分の一貯金法」とは、下記のとおりです。
あらゆる通常収入は、それが入ったとき、天引き四分の一を貯金してしまう。さらに臨時収入は全部貯金して、通常収入増加の基に繰り込む
貯金 = 通常収入 × 1/4 + 臨時収入 × 10/10
月給その他月々決まった収入は四分の一を、著作収入、賞与などの臨時分は全部を貯金に繰り込む。こうしてまた次年度に新しく入ってくる貯金利子は、通常収入とみなしてさらにその四分の一だけをあとに残しておく。
これは本多静六さんが25歳の時から始めた貯金法です。
また、本多静六さんは貯めたお金を雪だるまの芯としてお金を増やすために投資をされていました。
通常収入の四分の一を貯金し、臨時収入は全額貯金するというのはなかなかハードルが高いものです。
しかし、利子は通常収入とすることで、年々生活は豊かになっていくはずです。
また、本多静六さんは「貯金の問題は、方法の如何ではなく、実行の如何である」とおっしゃっています。
先取り貯金を実行することこそが富を築くための第一歩となるのでしょう。