16万人の脳画像を見てきた脳科学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ

『16万人の脳画像を見てきた脳科学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』を読んでみました。





『16万人の脳画像を見てきた脳科学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』とは

日本国内で唯一、大量のMRI画像をデータとして蓄積する東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授の著書。


数例のデータや感覚からの結論ではなく、膨大な脳画像が教えてくれた「賢い子」に育てるためのエッセンスを紹介しています。



筆者の伝えたいメッセージ

どんな子供でも、何歳からでも、親の働きかけ次第で、賢く育つ



子どもを賢くする「究極のコツ」とは

子供を賢く育てる秘訣は「好奇心」にあります。



『16万人の脳画像を見てきた脳科学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』から学んだこと

親の役割は「好奇心の種をまく」こと、そして子供の伸びやすい時期を見つけて「背中を押してあげる」こと。



「図鑑」で好奇心を育てる

自分で好き嫌いを判断する前の3、4歳には「図鑑」を用意するとよい。


3歳頃の「なぜなぜ?」期に、わからないことがあっても図鑑で一緒に調べることができる。


シーリズ全巻をいっぺんに買ってしまうと、親が読まない図鑑がもったいないと「押し付けモード」になる可能性がある。


1冊1冊、見終わる頃に一緒に本屋さんに行って、次に読む図鑑を子供と一緒に選ぶようにすれば、子供も図鑑に愛着が湧く。



図鑑を買ったら「バーチャルとリアルを結びつける」工夫をする。


「バーチャル(図鑑)の情報」と「リアル(現実の世界)の体験」を、結びつける努力を日常生活の中でどれだけできるかで、子供の好奇心の育ち方は変わります。


バーチャルとリアルを結びつけるコツは、「子供に知識を覚えさせよう」というよりも、もう少し肩の力を抜いて、「家族みんなで楽しもう」という姿勢でいることです。



最初の習い事なら「楽器」がベスト(3歳くらい)

脳の発達から見ると、年齢ごとに合った習い事があり、3歳くらいは特に音感やリズム感が身に付きやすい


また、音楽が英語の力を伸ばす可能性がある。


音を司る脳の領域と、言語を司る脳の領域は、非常に近いところにある、というより、ほぼ重なっているといえる


3、4歳の言葉の発達の時期に楽器を演奏することで、言語の領域にもよい刺激が行くと考えられる。


「耳の力」を幼い頃の音楽教育によって身につけておくことは、後のスムーズな英語習得につながる。





脳の成長年齢マップ

脳の発達は「脳の後ろから前」に向かって起こるので、子供の能力の発達にも順番がある。


視覚や聴覚(0歳~)→運動(3~5歳)→語学(8~10歳)→コミュニケーション(10歳~思春期)


0歳~:図鑑、絵本、音楽

視覚・聴覚の発達時期。


「感覚」と「感性」は目と耳で磨かれる


3~5歳:楽器、運動

「器用さ」は3~5歳の時期に見につきやすい。


筆者のおすすめの習い事はピアノ。


楽器以外でも、フィギュアスケートやバレエ、卓球といった細かい体の動きをともなう運動をはじめるとよい。


この時期に楽器を習うと絶対音感、相対音感といった「音感」が身につきやすくなるというメリットもある。


8~10歳:語学

言語の発達は8~10歳にピークを迎える。


英語のリスニングやスピーキングを伸ばすためには、この時期に始めておくことがおすすめ。


10歳~思春期:コミュニケーション

小学校高学年から中学生の時期にかけては、いろいろな人とコミュニケーションをとる機会をつくってあげる。



遺伝と親の収入

「頭のよしあし」は遺伝しない

脳の発達というのは、7割前後が遺伝で決まるが、脳の部位によって遺伝の影響の大きさは異なる。


学習や技能、考え方に関する部分ほど、遺伝の影響をうけづらい。


親の収入が子の学歴を決めるのではなく、「好奇心の差」

「親の年収の高い家庭ほど、子の成績がよい」ということが色々な調査で示されている


金銭的余裕があれば、子供を音楽教室や体操教室に通わせることができます。


「どれだけ子供にいろいろな経験をさせられたか」が好奇心の差となり、学歴の差になるのではないか。


本質は「好奇心の差」。習い事以外で、子供の好奇心を十分に伸ばせれば、親の収入は関係がなくなります。



脳を育てる生活習慣

頭のいい子は、脳のコンディションをよりよく保つような生活習慣をしている


十分な睡眠時間

睡眠不足になるとそれだけで、海馬は育たなくなってしまう可能性がある。


年齢ごとの適切な睡眠時間を目安に、長すぎる日や短すぎる日が続かないように気をつける。


GIの低い朝食

朝食の内容を変えるだけでIQも変わる可能性がある。


子どもの脳は常にエネルギーを必要としているから、長時間にわたって安定してブドウ糖を得られるGIの低い食品の方が脳の成長にはいい。


運動

運動すると脳も一緒に鍛えられる。





『16万人の脳画像を見てきた脳科学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』を読んで

子供に何かをさせたいなら、親が自らして見せるのが一番の近道だ


子供は親を見ています。


親である私も自分の子供をしっかり見て、どんな好奇心の芽がでているかしっかり見て育ててあげたいと思います。


「押しつけモード」にならないように気をつけないといけませんね。



4歳からピアノを習いに行っていてよかったと思います。


これからもピアノを娘と一緒に練習して楽しく「器用さ」を身につけさせたいと思います。



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2020年5月19日 カテゴリ:[教育, 読書感想・書評]

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