何歳からでも結果が出る 本当の勉強法

望月俊孝さんの著書「何歳からでも結果が出る 本当の勉強法」を読みました。

「何歳からでも結果が出る 本当の勉強法」とは

以下の5つを教えてくれる本です。

  1. 勉強を始めるときの「迷い」を断ち切る方法
  2. 学習目標を定め、計画をつくる方法
  3. 記憶力アップを中心に具体的な勉強スキル
  4. あなた自身で、あなたの勉強を適切に評価する方法
  5. あなたの勉強をさらに改善する方法

筆者の伝えたいメッセージ

学び方を変えると、人生は何歳からでも逆転できる

「何歳からでも結果が出る 本当の勉強法」から学んだこと

学習目標を定め、計画をつくる

試験を突破する人は、「一夜漬け」の真逆である

<脳にもっとも優しい勉強法>

  1. 短期間集中ではなく、「毎日少しずつ」。できるだけ学習量を分散する。
  2. 徹夜はせず、十分な睡眠を取る。

勉強時間で大切なのは、「開始時刻」を守ること

本気で勉強に没頭する「本気モード」の第一歩は、毎日の「勉強を開始する時刻」をきちんと守ること。

強い習慣が定着しやすい人は「時間的一貫性」がある。

学習量の目安は、毎日しっかりと作っておく

単純な割り算で構わないので、使用する教材を勉強できる日数で割って、毎日の学習目安の分量を出してみましょう。

「期限」が、あなたの能力を覚醒させてくれる

期限を設けることで、「ゾーン」に入りやすくなる。

「ゾーン」とは、完全な集中・忘我の状態で、自己ベスト以上のパフォーマンスが期待できるもの。

「具体的な目標を念頭において、その課題を達成するために何をすべきかを明確にすること」で、ゾーンに入りやすくなる。

勉強は、スキマ時間で積み重ねた方が効果的

短時間で頻繁な学習セッションは、長時間で頻度の少ないセッションよりずっと効果が高い。

何歳からでも結果が出る一生モノのインプット術

究極の記憶術

「思い出しテスト:覚えたい内容を一読したら、何も見ずに覚えたことを紙に書き出す。そのあと内容を照らし合わせる。」

自分で「思い出しテスト」をすることで、正確で深い知識を長く大量に蓄えることができる。

イラストの力を借りて覚えよう

× 文字だけの参考書

〇イラストや図解入りの参考書

文字だけだと定着しづらい。

ビジュアルがあると、記憶に残る。

更に、自分でも文字を書くだけではなく、イラストを描いて覚えると良い。

睡眠時間を学習時間でサンドしよう

睡眠時間を学習時間でサンドした方が、活動時間をサンドした時よりも、6か月後も高い記憶力を保つことができる。

<おすすめの学習スタイル2つ>

  1. 寝る前に記憶作業をおこない、翌朝起きたらすぐにそれを復習する
  2. 一度記憶したあと、ミニ睡眠を取り、そのあと再び覚え直す

”ごちゃまぜ勉強法”のススメ

1日目 現代文

2日目 英語

3日目 世界史

上記のように1日1科目勉強するよりも、

1日目 現代文+英語+世界史+古文…

といったように、短い時間で科目を変えて、1日数科目勉強するほうが良い

講義メモは、手書きでおこなう

手書きでメモすることは「記憶するものの準備」ではなく、すでに効果的な記憶をおこなっていると言える。

全体を2回読み直すまでは、蛍光ペンは我慢する

<効果的な蛍光ペンの使い方>

  1. 学ぶ箇所全体に目を通したあと、すぐに読み直し復習する
  2. そのあとで、蛍光ペンで重要に思える箇所をマークする

<デザイナーのロアード・エヴァが提唱する分類>

【緑色】集中力を高める色/自然の色であり、重要箇所のマーク全般におすすめ

【黄色】もっとも学び手の注意を引く色/「ここは間違えたくない」という部分におすすめ

【オレンジ】気分を高揚させる色/正解部分の〇をつけるときの色におすすめ

【青色】生産性・思考力を高める色/数字やプログラム言語のマークに最適なほか、スケジュール帳の期限の協調などにおすすめ

自分自身で勉強を適切に評価する

本番までの心構え

3つの問いを自分自身に投げかけよう

  1. 課題本番の当日に、自分はどんな状態になっている必要があるのか?
  2. 本番中のもっともキツイのはどんな場面か?
  3. そのキツイ場面を乗り越えるには、何をトレーニングすればようか?

ベストを尽くすとは、ベストを数値化すること

「ベストを尽くすこと=成果の数値をあと〇%上げること」と具体的に決める。

日々の勉強であれば、たとえば「テキストの巻末問題を90%以上正解にする」や「今日の学習の終わりまでに〇ページ読み込む」などと決めるのがよいでしょう。

苦手分野は個別学習、得意分野は集団クラスで学ぶ

まず独学でうまく習得できた分野は、大人数で学ぶと、ますます磨きがかかる。

逆に、まったく慣れていない苦手な分野は、いきなり大人数のクラスに行くと委縮してしまう恐れがある。

勉強法をさらに改善する

ボーっとしているだけでも偏差値が上がる部屋作り

学習机だけでなく、教材を生活空間まで広げよう。

<例>

  • 部屋の壁に重要な単語を書いて貼る
  • スマホのホーム画面の背景を「覚えたいこと」にする
  • 洗面所の行ったとき、大事な公式が目に入ってくるようにする

勉強に疲れたら、「緑の自然」を

自然を眺めることで、注意を制御する力が回復する。

  • 自然を眺める
  • 自然の中を散歩する
  • 風景写真を40秒ながめる

勉強中は、スマホを別の部屋に置く

「そこにスマホがあるだけで、私たちの認知能力は下がってしまう」

スマホという存在自体が目に入ると、私たちの認知能力は奪われてしまうのです。

集中して学びたい時は、できるだけスマホには別の部屋で休んでもらいましょう。

「何歳からでも結果が出る 本当の勉強法」を読んで

短期間集中ではなく、「毎日少しずつ」。できるだけ学習量を分散する。

短い時間で科目を変えて、1日数科目勉強するほうが良い

この2つを深く心に刻みました。

家庭学習では、毎日少しずつ、複数科目に取り組むようにしたいと思います。

本書には、紹介した以外にもたくさんの勉強法が載っていますので、興味を持たれた方は、一度読んでみてください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

何歳からでも結果が出る 本当の勉強法 [ 望月 俊孝 ]

価格:1,540円(税込、送料無料) (2024/10/29時点)

楽天で購入

 

 

タイトルとURLをコピーしました