5歳の娘が「わたしはりんごがすきです」と書くべきところを「わたしわりんごがすきです」と書いたりしたことから、「は」と「わ」、「を」と「お」、「へ」と「え」の違いを教えることになりました。
くっつき言葉
言葉と言葉をつなぐ助詞の「は」「を」「へ」
くっつきの「は」
<教え方>
- 言葉と言葉をつなぐときは「は」を使う
- 言葉の中にある字は「わ」を使う
- 「こんにちは」「こんばんは」は「は」を使う
①言葉と言葉をつなぐときは「は」を使う
(例)りんご は あかい
「りんご」と「あかい」という言葉と言葉をくっつけるときは「は」を使う。
②言葉の中にある字は「わ」を使う
(例)わたがし、にわとり、わたる
③「こんにちは」「こんばんは」は「は」を使う
こんにちは(ご機嫌いかがですか)
こんばんは(ご機嫌いかがですか)
というように、後ろに「ご機嫌いかがですか」が隠れているので、くっつきの「は」を使う
くっつきの「を」
<教え方>
- 言葉と言葉をつなぐときは「を」を使う
- 言葉の中にある字は「お」を使う
①言葉と言葉をつなぐときは「を」を使う
(例)りんご を かう
「りんご」と「かう」という言葉と言葉をくっつけるときは「を」を使う。
②言葉の中にある字は「お」を使う
(例)おりがみ、あお、おりる
くっつきの「へ」
<教え方>
- 言葉と言葉をつなぐときは「へ」を使う
- 言葉の中にある字は「え」を使う
- 宛名は「へ」を使う
①言葉と言葉をつなぐときは「へ」を使う
(例)ようちえん へ いく
「ようちえん」と「いく」という言葉と言葉をくっつけるときは「へ」を使う。
②言葉の中にある字は「え」を使う
(例)えんぴつ、かえる、もえる
③宛名は「へ」を使う
(例)おばあちゃん へ
おばあちゃん へ (むすめちゃん より)
というように、後ろに差出人が隠れているので、くっつきの「へ」を使う
くっつきの「は」「を」「へ」のプリント
ぷりんときっずにくっつきの「は」「を」「へ」のプリントがありました。
くっつき言葉の説明をした後、こちらのプリントをさせたところ、理解が定着したようです。