育児では、感情的に怒ってはいけないというのはわかっていますが、時間がないときになかなか準備しなかったりすると、つい感情的になってしまいます。
つい感情的に怒ってしまったときは、「イライラしてごめんなさい」と娘に謝っています。
私が謝ることで、悪いことをしたら謝るということを教えられはするのですが、やはり感情的には怒りたくありません。
私が読んでいた育児書「3~6歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス」に娘が興味を持ったことから、感情的に怒ってしまう回数が減ってきました。
「3~6歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス」の表紙に「マンガでわかる」と書いてあるように、マンガも載っています。
娘は通信教育の教材の案内などに載っているマンガを読むのも好きで、この本のマンガも読みたがりました。
「3~6歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス」の4コママンガを気に入り、何度も何度も読んでいます。
特に、4コママンガで親の対応が×のケースと〇のケースを紹介しているものを気に入っています。
例えば、女の子が「これ買って~」と言った場合、「行動」も「気持ち」も認めない×のケースと「気持ち」を認める〇のケースの4コママンガが載っています。
<×のケース>
「そんな高いもの買えるわけないでしょ。」
「あんたはいつもわがままばかり言うんだから。こんなわがまま言う子はもう連れてこないよ。」
女の子が「うわあああん。うさちゃーん」と泣き叫ぶのを「うるさい!!お母さんもう知らない!!」と言いながら子どもの手を引いてその場を去ります。
<〇のケース>
「それは高いものだから買えないよ」「だけど、欲しくなる気持ち、わかるよ。こんなにかわいいうさぎちゃんだもんね。」
「バイバイは悲しいよね。わかるわかる。がんばったね。」とがまんできた女のこと手をつなぎます。
このマンガを見て、娘が「どうして女の子泣いちゃったの?」と聞いてきました。
「お母さんが×の怒り方をしたからだよ。×の怒り方されるのと、〇の優しい言い方はどっちがいい?」と聞くと、「〇がいい」とこたえました。
4コママンガを見る度にこのようなやり取りをし、「×の怒り方」と「〇の言い方」というのが私と娘の共通認識となりました。
私がつい感情的になると、謝ったあとに「お母さん〇になるね」と言っていました。
つい感情的に怒ってしまったときに、娘から「×の怒り方だよ。やさしく言って。」と「3~6歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス」を持ってきた時もあります。
私も娘もやさしい言い方ができるように「やさしく言って」とか「お母さんも娘ちゃんも〇になろうね」とお互いに言い合っています。
一緒に練習することで、感情的に怒る回数が減ってきて、やさしい言い方ができるようになってきました。
すぐに感情的に起こる回数が0にはならないかもしれませんが、やさしい言い方ができるお母さんになれるようこれからも努力したいと思います。
池上彰さんのしつけの伝え方も引き続き練習中です。