以前『世界一の美女になるダイエット』を読んだので、その実践編である『世界一の美女になるダイエット バイブル』も読んでみることにしました。
『世界一の美女になるダイエット バイブル』とは
ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして森理世さんや知花くららさん指導したエリカ・アンギャルさんが、ミス・ユニバース流の世界一美しいダイエットを紹介している本『世界一の美女になるダイエット』の実践編です。
哲学、実践、習慣の3つのステップに分かれています。
哲学では、エリカ・アンギャルさんのダイエットの基本が紹介されています。
実践では、取り入れるべき食材やシーン別の食事法が紹介しています。
習慣では、エクササイズや自然なスキンケアなどを紹介しています。
筆者が届けたいメッセージ
ダイエットとは何を食べるか、食べないか。
そして、もうひとつ。
ダイエットとはライフスタイル。
真のダイエットは、無理と対極にあるセオリー。一時的に「頑張る」ものではなく、「長く続けていく」ものです。毎日を楽しみながら、ずっと続けていける食事法、それが「世界一美しくなるダイエット」です。
美しさは知ることから始まる
日々、さまざまな種類の自然な食品を口にしていると、体は内側から磨かれ、本来の美しさが引き出されます。
筆者は良質な自然の食品を摂ることが美につながると考えています。
哲学
- カロリーより血糖値コントロール
血糖値を緩やかに保つ食べ方をすることが、痩せ体質の鍵。
- 良質な油、オメガ3・オメガ9を摂る
オメガ3(鮭、青魚、大豆製品、ほうれん草、クルミなど)
オメガ9(オリーブイル、アボカド、アーモンド、マカダミアナッツなど)
- 抗酸化・抗炎症食品を摂って、アンチエイジング
色の濃い野菜、茶色い食べ物を摂る。
- ゴールデン・バランスで痩せ体質に
炭水化物:たんぱく質:野菜=1:2:3
バランスよく食べることで血糖値をコントロールし、痩せモードに。
- 25回噛んでゆっくり食べる
栄養の消化吸収を高める食べ方をする。
何を食べるか?いかに食べるか?
ダイエットはライフスタイル。毎日のことだから、つづけやすくするアイデアや準備が必要です。
筆者は美には長期的な視点が大切だと考えています。
実践
- 白いものから茶色いものへ
玄米には白米の4倍の食物繊維が含まれており、貴重な栄養素も含まれている。
玄米が苦手な人は、白米に玄米を2、3割入れるところから始めよう。
パンはライ麦パン、砂糖ははちみつや黒砂糖に。
- いい油は食べる美容液
オリーブオイルはオメガ9やビタミンE、ポリフェノールが含まれるビューティーオイル。
1日大さじ1~2杯を目安に。
- トマトは美的効果のクイーン的存在
リコピンの効果を高めるには、オリーブオイルとペアに。加熱するのが最適。
プチトマトは栄養価が高いうえに手軽。
- アボカドは美容液
アボカドにはオメガ9やビタミンE、食物繊維が含まれる。
半分を2、3日に1回(毎日なら1/4)。
- サーモンでリフトアップ
サーモンにはオメガ3が含まれているうえ、しわやたるみを防ぎ、リフトアップ効果も。
買うときは天然ものを。
本物の美はライフスタイルから創られる
心が潤う時間や出来事を少しでも多く持てたら、自然と内面から美しさがにじみ出るようになるでしょう。
筆者は美しくあるためには幸せであることが大切だと考えています。
習慣では、悩みごとにプラスすべき食材やエクササイズが紹介されています。
『世界一の美女になるダイエット バイブル』を読んで
『世界一の美女になるダイエット』を少し掘り下げた本だと思います。
『世界一の美女になるダイエット』で食べると良い食材は知っていたのですが、食べる頻度と量やレシピ案も載っていたので、参考になりました。
エリカ・アンギャルさんの1週間の食事が載っていたり、写真や絵も多かったので、読みやすかったです。
食生活に気を付けるだけでなく、エクササイズで体幹も鍛えたいと思います。