amazonで人気だったので読んでみました。
『まんがでわかる7つの習慣』とは
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』の要点をマンガによるエピソードと文章による解説でわかりやすく書かれたものです。
マンガは、バーテンダーの修行を始めた歩が、バー「セブン」での様々な出会いを通して成長していく物語です。
筆者が届けたいメッセージ
真の成功は人格を育てることから始まる
7つの習慣
- 主体的である
- 終わりを思い描くことから始める
- 優先事項を優先する
- Win-Winを考える
- まず理解に徹し、そして理解される
- シナジーを創り出す
- 刃を研ぐ
主体的である
自分の選択を意識して行動する
- 自分の性格や行動は自分の選択の積み重ねの結果
- 自分のやり方が変われば相手も変わる
自分の「影響の輪」を意識して行動する
- 影響力が及ばないことに悩むのは無意味
- 影響力を高めるために小さいことから始めよう
終わりを思い描くことから始める
生産的な前進のために「終わり」を設定する
- 自分の人生の「終わり」を見つける3つの力
- 自覚
- 想像力
- 良心
- 明確な目的をまず考えて自分を導く
迷ったときは「原則」に立ち返って選択する
- 生活の中心を考え「ブレない自分」を手に入れる
- あなたの「原則」はは何か?<<
最優先事項を優先する
人間活動は4つの領域に分けられる
- 緊急で重要なこと
- 緊急でないが重要なこと
- 緊急だが重要でないこと
- 緊急でも重要でもないこと
- 「時間を管理する」ことが成長を妨げる
- 「緊急でないが重要なこと」が人生の栄養になる
スケジュールは「役割」と「目標で考える」
- 自分の役割を考えれば第2領域(緊急でないが重要なこと)が見えてくる
- 予定をこなすことが目的ではない
Win-Winを考える
双方にメリットのある道が真の正解
- 「勝者がいれば、必ず敗者がいる」と考えるのは間違い
- 場合によっては「取引しない」という選択肢もある
「与える人」がもっとも豊かになれる
- 「豊かさマインド」を抱いて生きよう
- Win-Winを支える5つの柱
- 人格(基礎となる自分の人格が充実している)
- 関係(お互いの信頼関係が強く結ばれている)
- 合意(双方の合意がなされ、実行協定が充実している)
- システム(関係を継続するしくみが円滑に機能している)
- プロセス(結果に至るまでの望ましい過程をたどっている)
まず理解に徹し、そして理解される
「話す」より「聞くこと」から始めよう
- 相手を理解しない人は理解してもらえない
- Win-Winのために”聴く”
4段階の聞き方で相手を深く理解する
- 話の中身を繰り返す
「仕事がいやなんだ」⇒「仕事がいやなんだね」 - 話の中身を自分の言葉に置き換える
「仕事にやる気が出なくて」⇒「そうか、会社に行きたくないんだね」 - 相手の感情を反映する
「今日は休んでもいいかな」⇒「なんだか疲れているみたいだね」 - 自分の言葉の置き換えつつ、感情を反映する
「今日は休んでもいいかな」⇒「疲れているようだから、会社にいきたくないんだね」
- 「自分の場合」に当てはめて聞くことをやめる
- 共感による傾聴で相手の心を開く
シナジーを創り出す
お互いに納得できる「第3の案」は必ずある
- シナジーの本質は「違い」を尊重すること
- シナジーの成果は妥協よりもはるかに大きい
シナジーをもたらすコミュニケーションとは
- コミュニケーションの度合いがシナジーのカギ
- 「第3の案」を生むには忍耐がいる
刃を研ぐ
日々、自分の器を育てよう
- 4つの側面でバランスよく刃を研ぐ時間をとる
- 体調(肉体)
- 観点(精神)
- 自律性(知性)
- つながり(社会・情緒)
- 7つの習慣はシナジーでより高い成果を生む
『まんがでわかる7つの習慣』を読んで
まず、マンガで内容をつかんでから、文章を読むと頭にするすると入ってきやすかったように思います。
「7つの習慣」で自分を変えていけたらいいなと思います。