人気YouTuberであるかぜのたみさんの著書「低コスト生活」を読みました。
「低コスト生活」とは
お金の使い方や管理方法、衣食住のあれこれ、日々の習慣や考え方まで、筆者がありとあらゆる試行錯誤を繰り返して「自分で自分を気に入っている状態」を追求した結果としての低コストライフのメソッドを紹介している本です。
以下の5つの章で構成されています。
- 低コスト生活とは
- お金をととのえる
- 衣食住をととのえる
- 思考と習慣をととのえる
- 暮らしをキープする心がけ
筆者が伝えたいメッセージ
幸せなライフは、誰かから授かるものではなくて、自分の手でつくるものです。
「低コスト生活」から学んだこと
低コストライフという暮らし方は、単なる節約ではなく、等身大の自分に立ち返る作業。
低コストライフの考え方
自分が何に満足したり、ハッピーを感じたりするのかを丁寧にひも解いていくことで、「本当に好きなこと」にたどり着く。
例えば、生活費を低く抑えるために「いつも楽しみにしていたスタバでの読書を我慢する」よう自分をコントロールするよりも、「自分はスタバの何が好きなのか」「お金を使わずにできる方法はないのか」と、ちょっと考えてみる。
(例)スタバが好き
・店内のBGMを聞きながら読書をするのが好き
→家で音楽を流しながらでいけるかも
・外出先でコーヒーを飲むのが好き
→インスタントコーヒーをマグボトルに入れて、家にあったおやつを持って、近くの公園でゆっくり過ごすだけでいいかも
こんな感じで、「自分は○○が好き」と思っていることも、細かく分解していくと意外なハッピーの元が見つかる。
お金をととのえる方法
先取り生活費方式
「毎月〇円貯める」ではなく、「毎月〇円で暮らす」と決める。
月前半は使わない、月後半は豪遊
「月前半は使わない、月後半は豪遊式」とは、月前半の出費は、必要最低限の食料品を買うくらいに留め、後半に予算を使いたいことに使う(豪遊する)というもの。
<筆者の毎月のお金の流れ>
- 第1週:片付けや掃除、仕事に集中、基本家にあるもので過ごす
- 第2週:家にあるもので過ごしながら、下旬の楽しみを計画し始める
- 第3週:やりたいことにお金を使い始める
- 第4週:思いっきり豪遊!
「優先順位低め」の消費を振り落とすことで、お金を使う機会の満足度が上がる。
「低コスト生活」を読んで
かぜのたみさんの低コストライフのメソッドを学ぶことができました。
自分の「好き」を細分化することで、本当に自分が求めていることを知ることができると知り、目から鱗が落ちました。
お金をかけなくても、満足して過ごすことはできるのですね。
ご興味を持たれた方は、是非一度本書を手に取って、ご覧ください。
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