絵本「よるくま」は仕事とお金のことを話すきっかけにも

絵本「よるくま」を2歳9カ月の娘がとても気に入っています。

男の子が夜ベッドに入っている時に、お母さんに昨日の夜の話をする絵本です。

ママ あのね・・・・・・

「まあ まだおきていたの」

あのね きのうのよるね、うんとよなかに かわいいこが きたんだよ。

トントンて ドアを ノックして

「あらそう。ママしらなかった。どんなこが きたのかな?

おとこのこ かしら おんなのこ かな」

ううん、くまのこ

だいてみたら かわいかった。 そのこは よるくまというなまえ。

よるくまちゃんは どうして そんなよなかに きたの? よるくまだから よるあそぶの?

あのね、おかあさんをさがしにきたの。めが さめたら おかあさんがいなかったって。

男の子はよるくまと一緒にお母さんをさがしに行きますが、なかなか見つかりません。

お母さんはお魚を釣りにお仕事に行っていました。

釣った魚は明日の朝ごはんに、残りの魚はお魚屋さんに売ろうとお母さんは言います。

そして、魚を売ったお金でよるくまの自転車を買いに行こうと言い、寝かしつけ。

2歳9カ月の娘は、絵本「よるくま」を読んだ後1週間くらい、私が少し席をはずすと、さがしにきて「おかあさん おさかなつってたの?」と聞いてくる遊びをしていました。

私が「うん。お魚釣ってお仕事してたの。ほらごらんこんなに釣れた。」と言うと娘が「あしたのあさたべようねー」と嬉しそうに言っていました。

ロングバージョンの時は「のこりのおさかなは おさかなやさんに うろうね。じてんしゃ かいにいこうね。」とも続けていました。

絵本を読んでいる時以外でも、食事中などに「よるくまのお母さんどうしてお仕事に行っちゃったの?」と何度も聞かれました。

お仕事をしてお金を稼ぐことで、そのお金で自転車のように欲しいものが買えることを伝えました。

私の仕事についての考えも少し伝えました。

一緒にスーパーにお買い物に行ったときに、お買い物をするお金は、仕事をすることで手に入れたということを伝えるいいきっかけになりました。

働くお母さんが子供に読んであげて、お仕事について話すきっかけにするのもいいと思います。

ただし、娘は私に「おかあさん、おしごといったらダメ」というので、すぐに納得できるものではないようですが、いいきっかけにはなりそうです。

絵本「よるくま」に出会って4週間ほど経ちますが、夜寝る前にお布団に入ると、よるくまの話をしてくれます。

よるくまとアンパンマン等の話が混ざっていますが(笑)

<アンパンマンバージョン>

娘「あのねー。きのうのよるねー、うんとよなかに かわいいこがきたの。」

私「あらそう。お母さんしらなかった。どんな子が来たのかな?男の子かしら?女の子かな?」

娘「ううん、くまのこ。そのこは よるくまというなまえ。」

私「よるくまちゃんはどうしてそんな夜中に来たの?」

娘「あのね、おかあさんをさがしにきたの。めがさめたら おかあさんがいなかったんだって。」

私「お母さんはどこに行っちゃったの?」

娘「あのねー。くもにはさまっちゃったの。おなかがすいたんだって」

私「あら大変、よるくまのお母さん大丈夫かしら?」

娘「大丈夫だよ。アンパンマンが助けに来てくれたよ。アンパンどうぞ。」

また「あのねー。きのうのよるねー、・・・」から話し始め、助けに来てくれる人をかえて、2~3話話してくれます。

先日動物園に行ったときは、ツキノワグマを見て、「よるくまのおかあさんだ」と言って熱心に見ていました。

娘は嬉しそうに「よるくま」の話をしてくれます。

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